社会人1年目になって思う会いたい人

今週のお題「会いたい人」

上記のお題について書こうと思います。

 

私の恩師たち

私が現在会いたい人は、今まで私に関わり大きく成長をさせてくれた恩師の方々です。

まず、最初の恩師は中学校の時の部活動の顧問の先生と数学科の先生です。

部活動の顧問 (中学校)

私は人生での初めての部活動にソフトテニスを選びました。ソフトテニスと聞くとあまりメジャーではないような印象を持たれる方も多いかと思いますが、最近ではプロとしてスポンサーをつけて活動もいるくらい盛んになってきています。

こんなソフトテニスと私が出会ったのはほんの偶然でした。

当時仲の良かった友達とどの部活動に入るかということを考えていた時に候補に挙がったものの一つだったのですが、その時はただの思い付きでした。しかし、実際に仮入部として体験に行ってみるとソフトテニスの難しさとできた時の快感に衝撃を受け、これだ!と決めることができました。

元々硬式テニスを父親と遊びでやっていた私は同級生の友達と比べて成長も早く、技術もありました。そのため、先輩と組んで試合に出るなど同期よりも先に行くことができました。しかし、これにより周囲からの期待値が上がってしまい、期待に応えられないときのストレスなどで腐ってしまうこともしばしばありました。

次第に成長した同期に抜かれることもあり、かなりの劣等感と共に部活動をやめることまで考えました。しかし、そんな時期のとある試合で顧問の先生に言われたことが私を再びソフトテニスの道に引き戻してくれたのです。

言われたことは単純で、「ミスをしてもいい、負けてもいいから自分のできること、やりたいプレーをしてきなさい。そうすれば自然と勝ちもついてくるし、自身もついてくる。」このようなことを言われたことは初めてだったし、ある意味期待値が下がっていたのかもしれませんが、これのおかげで私はのびのびとプレーができるようになりました。

当時はすでに同級生2人に抜かれていて、その二人はすでに県大会に出場するレベルになっていたのですが、その二人に迫る勢いで成長できたのもこのときにモチベーションを立て直すことができたからだと思います。

結果的には私も県大会に出場することができて、部内でもトップ格になることができました。

数学教員

また、数学の先生は私の進路を決めるときの指標になってくれました。

当時、勉強を優先するかソフトテニスを頑張るかを悩んでいた時に両方やる道を示してくれたのがこの方です。

この方は、様々なスキルを持っていて、学内のモノづくりや電気工事、花壇の管理や、生徒指導まで幅広いことができる方でした。当時私はどちらかを選ばなければいけないと考えていたわけですがこの方に「やりたいことがあるならすべてやってできなくなってから考えなさい」と言われて、進路を決めきることができました。

 

次に高校の顧問の先生と3年生の時の担任の先生です。

部活動の顧問 (高校)

結局県内屈指の強豪校に入ったのですが、私は県大会に行ったし、そこそこ戦えるものだとばかり考えていました。

しかし、実際には周りは県大会トップ常連であったり、関東大会や全国大会に出ているような人までいました。そんな中でプレーをしていて私は、鬱のような状態になてしまいました。と、いうのも家から電車で2時間かかるようなところに行っていて、朝練は6時40分からということで始発で行き、家に着くのは10時過ぎといったような生活が続き参ってしまったのだと思います。

そんな中で部活動の顧問の先生は普段こそは私なんかには目をかけてくれてないんだと思うようなそぶりをとっていて、見放されたとばかり思っていたのですが、直接私の家に数回訪問し、私に話を聞かせに来てくださったのです。

このとき、私は、見てもらえていたのだという幸福感と、頑張ろうという強い意志を持つことができました。結果的には3年間続けることもでき、多少なりとも実績を積むこともできました。

3年生の時の担任

3年生の時の担任の先生には今もたまに会っています。

受験という今までの人生で最も過酷であった時期に常に私に気をかけてくれた方で、私が大学生になって教員を目指した時の相談にも快く乗ってくださいました。

教員になりたいと感じたのは2度あり、1度は中学校の数学教員を見たときの憧れ、もう1度はこの担任の先生のようになりたいと感じたからです。

結局私は教員免許を取得しただけで教員にはなりませんでしたが、何の後悔もありません。

次に大学での研究室の教授です。

研究室の教授

私の研究室は合弁研究室で指導教員が2人いました。また、相談相手として助教の先生2人とポスドク1人といった大変贅沢な環境でした。しかし、それと同時に人数もかなりいたので、自身が積極的に動かないと相手にしてもらえない厳しい環境でした。

そんな中でも私は積極的に動く方だったのですが、大学院時代に複数回の学会参加、国際学会の参加、海外留学、企業での研究活動といった私が大学に入ったときに掲げたやりたいことの目標をすべてかなえてくれました。また、学会でも優秀発表賞を、大学からは研究科委員長学長賞と、学内で最も権威ある丹羽保次郎初代学長賞を受賞することもできました。

努力をしたのはもちろん私もですが、先生方の助力がなければ間違いなくかなわなかったものです。また、現在も論文を執筆中なのですが、今でも丁寧に対応してくださっています。

また、これらの経験で出会った人たちから得たものは計り知れません。

そして最後に両親です。

両親

明日は母の日です。

就職してから私は実家を出たので、現在2か月弱会っていません。GWもコロナ禍の影響で帰れていませんし、母の日も帰れません。

今になって両親の尊さに気づきました。よく言われていましたが、正直信じていませんでした。

私は基本的に自分で何でもやってしまうので、親からしてもほっといてもいい人間だったと思います。

しかし、家に帰ってからの何気ない会話、毎日の話、これらがどれほど重要だったのかに気づきました。

 

今私は、様々なことに興味があり、常に学びを求めてとても充実した日々を送っています。これもすべて今まで出会ってきた人全員のおかげだと思っています。

今回会いたい人では上記の方々を挙げましたが、本当はもっと多くの人に会いたいです。

皆さんもコロナで会えない人、会いたい人はたくさんいるかと思いますが、頑張ってコロナ禍を乗り越えていきましょう。

長々とありがとうございました。

 

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